スッキリ

これまで「人に歴史あり」が逆に足枷となって新しいことに挑戦することができなかった。これは、これまで自分が行ってきた研究の延長を行うことでわからなかったジグソーパズルのピースをはめ込んでいく、体系づける作業であって科学の本質なので仕方がないし否定のしようもない。

ところがだ、今年は金がない。ないと言ったらないのである。しかし、もしかするとこれまでの研究生活の中で最もと言って良いほどスッキリしている。これまでやりたくてもできなかったアイデアを行うチャンスでもあるからだ。研究には軍資金が必要だが今年はない。そんなことで「できることしかできない」ということだ。しかし、裏を返せば「やれることがあるはず」で、それだけをやれば良いということになる。これまで何をやってきたかなど関係ない。

ああ、これで何のしがらみもなく、新しい挑戦ができる。今年の挑戦が始まる。もちろん学生さんの力を借りて

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