コロナ禍と実験研究

厄介なウイルス感染がどうにも…まあ、生物の歴史は常にこんなことであったのだと思うが、それにしてもそのような中でも生活はあるわけだし、食べるためにやることはやらなければいけなし、なんだかなぁ。

大学もなかなか対面の講義ができず、慣れないオンライン授業を行なってきました。私もその一人です。ただ、私にとってのオンライン授業は対面授業とほぼ同じで、それほど苦ではありませんでした。よく、板書ができないとか聞きますが、ペンタブレットを使うと「板書」ができるし、そもそもコンピューターで授業を行うから、いろいろな「アプリ」を使ったりも通常より簡単。

さて、2021年度は学部で50%対面授業を目標としています。それで、またやや混乱気味ですが、私にとってはこれも全く問題がない。対面授業をオンライン授業で培ったペンタブ板書でプロジェクター投影してしまえば対面とオンラインを同時に行うことができる。教員や大学がいくら対面授業がやりたい、大学に来させてあげたいと言ってもやはり心配との判断もあるかもしれないし、留学生についてはそもそも入国さえ問題かもしれない。しかし、この方式なら問題なく対応できる…と考えている。

また、対面授業の前の時間がオンラインであったときに学生はどうすれば良いのか?これについては、そもそも、通常授業であれば朝9時には授業開始なので、この時間までに通学して大学のWi-Fi完備の講義室で受講すれば問題ないです。大学でも、入構時には体温チェック、建物に入るときや講義室入室時には消毒、教室では換気に気を配っています。学生にはマスクをつけてもらいます。その他は、手洗い励行!です。まあ、ワクチン接種も時間の問題でしょうし、できることをやっていきましょう。

2月に入って高校生は入試です。大学生はというと、秋学期の試験も終わり長い春休みに入れました。しかし、4年生と修士の2年生は卒業を賭けて追い込みの実験と論文書きで一生懸命やっています。それもあと少しですが、この時期の風景です。みんな頑張ってください。

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